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UK HARDCOREを中心に好きな音楽のリコメンドをしていく予定です

【音ゲーからハードコア】KILL EACH OTHER編

 音ゲーからハードコアにハマっていこうなシリーズ、第3回はKILL EACH OTHERです。

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KILL EACH OTHERはbeatmania IIDX 26 Rootageに収録されたL.E.D.さんの楽曲です。サイスタイル特有のハードなローリングベースのドロップがクールなトラックになっています。BPM162でサイスタイル、もといハードスタイルにしてはかなり早めのテンポではありますが、サウンド的にはかなり本格的なものになっています。ハードコア、サイケトランスの両方を長年手がけるL.E.D.さんらしいサウンドでもありますね。

曲そのもの以外の情報としては、本楽曲はKONAMIアーケードゲーム公式大会のThe 8th KACのエントリー特典、及び予選課題曲として登場し話題を呼びました。また曲の名義も「L.E.D. VS L.E.D.-G」という作者の本名義と別名義同士によるものになっている点も特にL.E.D.さんのファンの方々から大きく注目されていました。

オススメ楽曲

サイスタイルというジャンルはその名の通りハードスタイルとサイケデリックトランスを合わせたサウンドのジャンルとなっています。そのためキックもサイケ特有の弾力のあるものになっていることが多く、ドロップでサイケ特有のローリングベースが繰り出されることがお決まりになっています。

Psystyle

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WE R MusicからリリースされたToneshifterzによるズバリ"Psystyle"の名前を冠したタイトルのトラックになっています。物悲しげなメロディのブレイクからストイックなドロップが特徴的です。

Psychedelica

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Hard With StyleからリリースされたMekanikalによる楽曲です。紹介している曲の中では雰囲気的にKILL EACH OTHERに一番近いかなあと思います。

PSYchopath

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Dirty WorkzからリリースされたSub Zero Projectによる楽曲です。Sub Zero Projectはサイスタイルだけでなくロウスタイルも手がけており、この曲のキックもサイスタイル系のキックをさらに歪ませたような強烈なモノになっています。

 

サイスタイルはここ3、4年ほどで出始めたジャンルであり出始めた当初から驚異的な勢いで流行しました。しかしながらローリングベースの要素以外はサイケ的ではない曲も多く、ローリングベースという手法としてハードスタイルやそれ以外のジャンルに組み込まれるということが最近は多くなった印象です。

この流れはUKハードコアでも同様です。当ブログはUKハードコアを中心に扱っているので、サイスタイル、もしくはローリングベースを取り入れたハードコア系の楽曲も少し紹介していきます。

NasNas

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Go Hard DigitalからリリースされたJakka-BとClarkeyによる楽曲です。曲全体を通してサイケデリックな雰囲気が漂っています。両者とも特徴的なドロップのハードコアを手がけるアーティストでありますが、特にJakka-Bはローリングベースを使った曲を多く手がけており、最近の自身の曲のアップデートは完全にサイスタイルになっていたりします。

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The Dragon


Darren Styles - The Dragon (Official Video)

Electric FoxからリリースされたDarren Stylesによる楽曲です。耳に残るメロディや太いローリングベースが特徴的なアンセムトラックです。最初のドロップでローリングベースが展開していきますが、曲全体を通してハードスタイル的な要素が強いサウンドになっています。