Palace@UK

UK HARDCOREを中心に好きな音楽のリコメンドをしていく予定です

クラブミュージックを掘ろう!

前説

Twitterやリアルで音楽の話をする際にたまーに「どうやって音楽探してるんですか?」みたいな質問をされることがあるんで、自分が今に至るまでUKハードコアを探す、即ちdigる際にやって良かったなと思えることを共有したいと思います。ここで書くことは概ねのクラブミュージックをdigる際に役立つと思うし、クラブミュージック以外のdigにも普通に使えると思うので良かったら参考にしてください。正直、僕なんかよりも一つのジャンルだけでも造詣が深い人はいくらでもいると思うけど、なかなかこういうことを共有する人もいないはずなので許してください。

あと詳しくなりたい人向けの記事なので、一曲を永遠に聴き込むのが好きな方や好きな音楽ジャンルはあるけどそんなに深く掘ろうとまでは思ってない方は無理に実践する必要はないです。

取り敢えずジャンル名で検索してみよう

まあ当然ここら辺はやりますよね。ジャンルがわからないけど良い曲だったら曲名で検索するのもアリだと思います。どっかの誰かが「この曲(ジャンル名)じゃん!」って言ってたりすることもあるので。

ジャンル名で検索した場合、Wikipediaとかそこら辺のサイトにそのジャンルの定義や代表的なアーティストが載っている場合もあるので活用しましょう。とはいえ、情報が古かったりあんまり正確じゃないこともあるので鵜呑みにしすぎないように。

曲を聴くサイトとしてはYoutubeSoundcloudを使っている方は多いかもしれませんが、Spotifyのような音楽配信サービス、beatportのようなオンラインストアなどでリリースを追うのも結構捗ります。Youtubeは別として、Soundcloudはアーティスト側の仕様の煩雑さにより更新が止まっている場合も多いので。*1用途別のオススメのクラブミュージック系のオンラインストアのまとめの記事も別の機会に書こうと思います。

好きなアーティストやレーベルを見つけよう

やはりdigをするのにも何か目安などを持った方がやり易いです。好きな曲のアーティストが作ってる曲となればその人の他の曲も好みに合う可能性が高いですし、何かしらの曲でコラボしていた別のアーティストをdigるのも良いかと思います。

あとは好きなアーティストが所属している音楽レーベルの楽曲をdigるのも良いです。アーティストごとに作風が異なるように、同じジャンルのレーベルでも曲の雰囲気、方向性に個性があるので自分の好みのレーベルを探したり、レーベル間の雰囲気の違いを楽しむのも一興かと思います。

「自分は曲単位で好きになるから好きなアーティストとかはいないかなあ」という方もいらっしゃると思いますし、そういう聴き方も全然アリだと思います。僕のリアルの友達にもそういう人結構いますし。ただ「詳しくなりたい」という視点でいえば、何の手がかりもなくただ無闇に曲を探すよりは、気に入ったアーティストやレーベルのリリースをチェックするした方が効率的に多くの曲を探せるのではないかなあと思います。もちろん新規開拓的な感じでフィーリングに任せてdigるのもやった方が色んな曲を知れますが。

詳しい人と仲良くなろう

やはり自分より詳しい人にオススメの曲を教えてもらうのは捗ります。仲良くなると言っても友達になるとまでは言わないですが......単純に好きな曲、もしくはジャンルのアーティストのTwitterなどをフォローするだけでもかなり情報を得ることが出来るはずです。*2またそのジャンルで活動するDJさんや、そのジャンルが単純に好きな人をフォローすれば、そのジャンルの曲のリリースやシーンの動向がタイムラインに自動流入してくるでしょう。

「いきなり知らない人にフォロー送るのって気まずいし......」という方もいらっしゃるかもしれませんが、あなたがその人の好きなジャンルに興味がある人だと思ったらフォローされた人も喜んで仲良くしてくれると思います。というかそもそもSNSは気軽に人と繋がれることが利点の一つなので軽率にフォローしていって良いんじゃないなあと思います。

終わりに

ここまで読んでいただきありがとうございました。取り敢えず上で書いたことは僕がUKハードコアを知りたての時や今現在やっていることになっています。

どの方法に関してもその音楽ジャンルについての「アンテナを張る」手段になっています。手がかりゼロでモノを探すのは大変ですが、道標があれば少しは容易になるはずです。こういった音楽を探すときの「アンテナ」になるようなサービスについては今後も記事で特集を組んで紹介していきたいと思います。

ただし、アンテナを張ったからと言ってそれらを定期的にチェックしなければあまり意味はないですし、やはりどれだけそのジャンルそのものへの興味があるかが重要かなあと思います。流れてきた曲は聴いてみることを実践し続ければ、人よりはそのジャンルに詳しくなれるはずです。それでは楽しい音楽生活を。

*1:まあSoundcloudにしかないフリーダウンロードの楽曲もあるのでSoundcloudも使う利点は大いにありますが

*2:全然音楽と関係ないツイートが多いアーティストは普通に多いのでそれは別とします。