【音ゲーからハードコア】Corruption編
音ゲーからハードコアについて語り倒すシリーズ、第6回はCorruptionです。
Corruptionはスマホ向け音ゲーのArcaeaで登場した3R2さんの楽曲です。3R2さんと言えばJ-COREやマキナなどのイメージが強いですが、この曲はベースハウスのようなドロップが特徴的なハードコアになっています。中盤はハードNRG・フリーフォームハードコア的なサウンドが含まれており、音ゲーの楽曲らしく展開に富んだ構成になっています。
Arcaeaの楽曲は音源化されていない楽曲も少なくないようですが、この曲はサントラに収録されているので気になる方は購入してみてはいかがでしょうか。*1
楽曲自体以外では癖の強い譜面から個人差譜面としての評判が多く上がっています。
オススメ楽曲
Corruptionのようなベースライン系のEDMに影響を受けたハードコアは2016年からしばらくの間、UKハードコアのシーンにおいて広く流行しました。最近もベースライン系のサウンドのハードコアはまだまだリリースされていますが、また別のタイプのベースミュージックの流行の影響か以前よりはブームの熱は収まったような印象です。
Bass Face
Lethal TheoryからリリースされたCallum Higbyの楽曲です。バキバキのベースドロップが破壊力抜群です。最近でこそ広くHDMサウンドを手掛けるCallum Higbyですが、当初はベースハウス系ハードコアの草分け的存在として活躍していました。この手のハードコアを色々と聴きたい時には避けては通れないアーティストです。
Born Again (Darren Styles & Gammer Remix)
KAYZOの楽曲のDarren StylesとGammerによるリミックスです。爽やかなブレイクダウンのメロディもあってドロップ系でありながら、同時にみんなで歌えるアンセム的な楽曲にもなっています。この曲が出た辺りからドロップでハーフステップ*2を取り入れる曲が増えたように感じます。
HOTSHT
Attack The MusicからリリースされたMitomoroの楽曲です。MitomoroはJ-CORE的エッセンスを取り入れたキャッチーな楽曲のイメージ持たれている人も多いかもしれませんが、こういったドロップ系のハードコアを始めとしたベースミュージック全般もよく制作しています。
この曲自体とは話題が離れますが、GammerのRed Drink Foam Partyが出てから曲の時間が短くてイントロからすぐにドロップに展開するハードコアが多くリリースされるようになった印象があります。この曲もその流れの中で出来た曲ではないかなと思います。