UK HARDCOREアーティスト紹介: Mike Reverie (DJ Mob)編
UK HARDCOREアーティスト紹介、第2回は意外と10年選手なベテランアーティスト、Mike Reverieになります。
Mike ReverieはM-Project氏やRelect氏なども所属している大手UKハードコアレーベルのLethal Theoryに所属しているトラックメイカー/DJです。
元々、DJ Mobという名義で活動していたのですが、去年くらいから本名である現名義を用いるようになりました。また同時期くらいからハードスタイルの要素を含んだハードコアやハードスタイルそのものなども製作するようになりました。*1Mob名義時代は王道なUKハードコアを軸足としてEDM・エレクトロ的なエッセンスのある曲をよくリリースしていましたが、今も昔もエモーショナルかつ解放感のあるハイセンスなメロディが特徴であると感じます。
2016年にはMC Enemyと共に4作目のアルバムにして初のCD媒体でのリリースである"The Album Session 4: The History"をAnuva Levelからリリースしました。このアルバムは現在、Hardcore Undergrondのオンラインストアでデジタル販売もされているのですが、700円ほどで購入できるので非常にオススメです。
オススメ楽曲まとめ
Supercharged
Dougal x Mike Reverie - Supercharged (Official Audio)
大手ハードスタイルレーベルのハードコア系サブレーブルのElectric FoxからリリースされたDougalとの合作です。BPM160で音、ノリ、構成もかなりハードスタイル寄りですが、サビのシンセリードはMike Reverieらしさを感じさせるサウンドになっています。
Iron Heart
Mob名義時代の名曲の一つです。昂揚感のあるメロディとNina女史のパワフルな歌声が印象的な楽曲です。
Creation
同じLethal TheoryのレーベルメイトであるCallum Higbyとの合作です。エモーショナルなハードコアを手掛けるMike Reverieとは対照的に、Callum Higbyはドロップのベースが特徴的なハードコアを中心に活動しているのですが、この曲は二人のそういった持ち味が綺麗に合わさっていますね。因みにボーカルはMike Reverie自身だったりします。
またMike Reverie名義でハードスタイルにリミックスされています
各種リンクまとめ
Youtube
Soundcloud
Spotify
*1:ハードスタイル的な音は最近のUKハードコアの流行なので、多かれ少なかれハードスタイル的な要素を取り入れられた曲はかなり多いです。ハードスタイルとUKハードコアの関係に関してはいつか記事を書きたいところですね。